看護学、臨床心理学、教育学など、対人援助に関わる研究領域において、質的研究の重要性が認識されています。さまざまな研究法がおこなわれており、選択して用いる時代になりました。現象学哲学を理論的背景とするTAEステップ(Thinking At the Edge Steps)は、実践現場やそこから得られたデータに暗在する暗黙知を、分析者が身体的に感得している「理解」を媒介として顕在化する系統的手順です。暗黙知は、文脈に応じて経験知、身体知、暗在知などと呼ばれるものです。暗黙知を顕在化して形式知にすると、分析者の「理解」が明確になります。また、他の人と共有することができ、実践現場に活かすこともできます。このサイトから「TAEシート」をダウンロードし(無料)、TAEステップを質的研究の方法としてご活用ください。
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更新情報・お知らせ
- 2016/07/25
- 質的研究サイトのを公開いたしました。